思考法・教養

倫理学を考えるのおすすめ本127選

BookPicksユーザーのレビュー付きで127冊を厳選紹介

正義とは何か、愛とは何か、どう生きるべきか——社会の複雑化に伴い、私たちが直面する倫理的な問いは増す一方です。本テーマでは、『これからの「正義」の話をしよう』をはじめ、古典から現代までの倫理学的思考を通じて、自分たちの判断基準を問い直す127冊を集めました。能力主義への違和感、パワハラの構造、無意識のバイアス——身近な問題も哲学的に考え直すことで、より柔軟で人間らしい生き方が見えてきます。

倫理学を考えるのおすすめ本 TOP 10

  1. これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 早川書房
  2. YABUNONAKA―ヤブノナカ― 文藝春秋
  3. 暇と退屈の倫理学 朝日出版社
  4. 訂正する力 朝日新聞出版
  5. 愛するということ 紀伊國屋書店
  6. 世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学 ニューズピックス
  7. 「能力」の生きづらさをほぐす どく社
  8. 惜しみなく愛は奪う 旺文社
  9. 手段からの解放 シリーズ哲学講話 新潮社
  10. 不撓不屈 上 新潮社
並び替え:
『不撓不屈 上』の書影 2件

不撓不屈 上

新潮社

「独立した公正な立場」です。

西村 公宏 とある税理士法人 しがない中間管理職 公認会計士 / 税理士
『パワハラ上司を科学する』の書影 2件

パワハラ上司を科学する

筑摩書房

破壊的リーダーシップが発揮される構成要件は「リーダー」「環境」に加えて「フォロワー」による

井筒 陸也 株式会社Criacao / Criacao Shinjuku 広報室・クリエイティブ室 室長
『MORAL 善悪と道徳の人類史』の書影

MORAL 善悪と道徳の人類史

講談社

生物学的進化と文化進化が相互に作用し合いながら現在の我々と我々の世界というものがつくられた。その壮大な歴史。

T Tsuyoshi 無職 ひきこもり
『人間の条件』の書影

人間の条件

講談社

人にとっての「善」とはなにか、を考えるきっかけに

古屋 荘太 NewsPicks, Inc. コミュニティチーム キャスティングプロデューサー
『産む気もないのに生理かよ!』の書影

産む気もないのに生理かよ!

飛鳥新社

「女というのはみんな、なんの迷いもなしに妊娠・出産に踏み切れるもの」と信じて疑わないでいられる人ばかりだと困る。なぜなら、本当はそうじゃないから

小島 舞子 株式会社クラフター 代表取締役
『ジェノサイド 上』の書影

ジェノサイド 上

KADOKAWA

圧倒的なスケールと緻密なプロットで描かれた、エンターテインメントの枠を超えた長編小説。

長谷川 リョー 株式会社モメンタム・ホース 代表取締役 ライター・編集者
『リベラル・コミュニタリアン論争』の書影

リベラル・コミュニタリアン論争

勁草書房

人間を「社会的紐帯から切り離された抽象的な個」ではなく、共同体や言語、歴史という「関係性の網の目」の中に生き、自己を解釈する存在として捉える

長谷川 リョー 株式会社モメンタム・ホース 代表取締役 ライター・編集者
『生命式』の書影

生命式

河出書房新社

今私たちが正しいと思っていることは危うく、脆いものではないかという眼差しが根底にある。

Misato MURAKAMI 株式会社ユーザベース/株式会社UB Datatec Researcher
『普遍の再生』の書影

普遍の再生

岩波書店

普遍への志向が多様な文脈の相互承認を保障するという結論

長谷川 リョー 株式会社モメンタム・ホース 代表取締役 ライター・編集者
『邪悪なものの鎮め方』の書影

邪悪なものの鎮め方

文藝春秋

言語化されづらいテーマほど、本のような長い文章の中でその輪郭や概念に触れること

古屋 荘太 NewsPicks, Inc. コミュニティチーム キャスティングプロデューサー
『自然・人類・文明』の書影

自然・人類・文明

NHK出版

どう進化していくべきかといった観点から考えることにつながるはず

Matsunaga Takashi バッテリー スペシャリスト
『正義の行方』の書影

正義の行方

講談社

「正義」という曖昧な言葉の行き先

中里 基 ユーザベース 上席執行役員 NewsPicks COO / CHRO
『ハンチバック』の書影

ハンチバック

文藝春秋

さっと読める内容なのに文学としての厚みがある作品です

小島 舞子 株式会社クラフター 代表取締役
『新百姓宣言』の書影

新百姓宣言

ている舎

こっちが使われるんじゃなくて、こっちが使う

村松 奈津実 NewsPicks Marketing & ICF認定コーチ
『コンプレックス』の書影

コンプレックス

岩波書店

コンプレックスは単なる劣等感ではなく、深層心理の無意識の働きであり、時に自己実現の入り口になるもの。

栗秋 美穂
『ケアの倫理とエンパワメント』の書影

ケアの倫理とエンパワメント

講談社

よい質問とはむしろ「ゆっくり」紡がれるものであり、それは相手への敬意と信頼からしか生まれないのだ

渡辺 祐真 作家・書評家・ゲームクリエイター
『路上のX』の書影

路上のX

朝日新聞出版

売春を強いられる人たちは本来救われるべき存在だということです

小島 舞子 株式会社クラフター 代表取締役
『正欲』の書影

正欲

新潮社

自分が感じている気持ち悪さを、知らず知らずの内に、自分が他人に与えてしまっているかもしれない。

渡邉 健太郎 株式会社加藤文明社 社長室長
『カラマーゾフの兄弟 2』の書影

カラマーゾフの兄弟 2

中央公論新社

人間の本性というものは、恐ろしい生死の瞬間にも、奇跡をしりぞけて、心の自由な決定だけを拠りどころとしていけるように創られているものだろうか?

赤崎 秋一郎 大手総合化学メーカー

よくある質問

倫理学を考えるで最もおすすめの本は?

『これからの「正義」の話をしよう』です。ハーバード大学の白熱教室で有名なサンデル教授が、正義とは何かを身近な事例から考える入門書。初心者も読みやすく、倫理学の基礎を学べます。

倫理学初心者は何から読むべき?

『これからの「正義」の話をしよう』または『「能力」の生きづらさをほぐす』がおすすめです。前者は正義の本質を、後者は能力主義への疑問を、いずれも対話形式で分かりやすく解説しています。

愛や人間関係について倫理的に考えたい場合は?

『愛するということ』や『惜しみなく愛は奪う』がおすすめです。フロムの古典『愛するということ』は人間の本質としての愛を、有島の著作は実体験から愛の本質を追究します。

現代社会の問題を倫理的に理解したい場合は?

『パワハラ上司を科学する』『無意識のバイアスを克服する』『言いたいことが言えないひとの政治学』が適切です。職場や人間関係の具体的な問題を倫理学の視点で分析しています。

資本主義への違和感を考える本は?

『世界は贈与でできている』は資本主義と対比させながら贈与の倫理を論じ、『手段からの解放』は消費社会における人間の本質を哲学的に掘り下げています。

倫理学と創作・フィクションの関係を学べる本は?

『YABUNONAKA』や『肉は美し』がおすすめです。前者は登場人物の複雑性から人間の多面性を、後者はディストピアを通じて人間の本質と倫理を問い直します。

退屈や人生の意味について考える本は?

『暇と退屈の倫理学』は退屈の本質をハイデッガーやボードリヤールから考察し、『生き方 人間として一番大切なこと』は人生における使命を問う一冊です。